銀髪の無垢なる少女アレ・クロア。足が不自由な彼女は外の世界を知ることなく、窓から覗く荒廃とした世を憂いていた。そんなある日野盗が村を襲い、凶刃がアレの心臓を貫く。その時奇跡は起こり、彼女は生まれ変わり、世界を奇跡で塗り変えていく。それは神の御業か悪魔の所業か、それとも人にあらざる者が持つ異法の業――
令嬢フィリアは、奉公兼生徒兼教授助手として、ベルトミント魔法学校に入る。そこで変人揃いの魔法教授に振り回されたり、トンデモ事件に巻き込まれてとても苦労しつつも、その温かい日々の中で徐々に愛の意味を知り――と小難しいこと考えなくても気楽にたのしめるコメディ仕様になってます(笑)
ちょっとイジめられるのが好きなエリューは、田舎の村で妹エレナと仲良く暮らしていた。しかしある日現れた正体不明のナメクジお化けに、村は壊滅させられる。エリューも危ないところを間一髪のところ、賢者オルビナと名乗る美女に得体の知れない力で救われる。そして魔王ヘルフィアの存在を知らされ、勇者を目指した修行が始まり――
リナレインは、森を守る"神樹"だった。しかしある日、エンデと名乗る男が現れ、交流しているうちに人間に対する憧れが芽生えるようになり、そして現実としてリナレインは人間へと変わる。しかしその姿は、肝心なエンデに見えず、なぜか現れた軍隊に捕らえられてしまい――四つの勢力が複雑に絡み合う、 究極の異能力×駆け引きバトル! & 異種族×身分差恋愛!! キミはこの物語の結末を予想できるか!?
ある日大学で、黒ずくめの少女と出会った。些細なきっかけから声をかけ、徐々に仲良くなっていくが、服装を始めとした様々な謎は解明されないままとなる。他の三人の友だちとも打ち解け、僕は淡い恋心に近いものを抱き始めていた。それが悲しい運命の始まりだとは知らずに――
ぼくはずっと、愛の意味を知らずに生きてきた。そんな時大学の中庭で、穴掘りしている少女と出会う。気になり声をかけると、輿水さんという彼女は地球の裏側へ行きたいといい――これはぼくと彼女の在り得ない邂逅の物語。そして愛と、再生の物語。
病弱な少女遊月は、車に撥ねられた。血の海に沈み、手足が動かなくなり死に向かう最中心に浮かんだことは、安堵だった。もう痛みの中を、無理に生きなくていい。その時彼女の目の前に、月のような女性が訪れた――
生まれた時から病院の外に出たことすらないぼくは毎日、愛想笑いして生きてきた。なにも出来ない自分を。それでも意味が無いかと、探しながら。そんなある夜、少女に出会った。目がくらむほどの美しさを持った彼女は、言った。自分は妖精で、ぼくを殺しにきたと。だからぼくは懇願する。殺してくれてもいいから――
本当にいた不器用な男が、最初で最後の一目惚れをして、結末を迎えるまでの話です。ほとんど実話です。それを踏まえたうえで読んでいただけたらまた違った味があるかと思います。
当たり前に当たり前の青春を送るはずだった私は、しかし桃色の花に迷宮へと誘われる――
竜苑寺賢城は誰もが羨む順風満帆な人生を送っていた。しかし30を手前に青春を送ってこなかったことに気づく。そこで社外に飛び出し、彼女いない暦=年齢を脱してヤラハタの回避を至上命題とした。そんな矢先ひょんなことから野宿した公園でホットパンツが眩しい美少女と出逢い、なぜかダンプカーに撥ねられ――!?
ぼくはなにかあるたび、アキバに訪れていた。そんなある日、黒猫に導かれて僻地でメイド喫茶に辿り着く。それは異空間とも呼べる場所で、そこでぼくは過去味わったことが無いほどの癒しを得る。そして2度、3度と悩んだり迷ったりしながら通ううちに、様々なメイドさんと色んな事件が巻き起こり――
間六彦は、ひとり絶対無敵な、呪いともいえる力を持て余していた。そんな時、白ワンピースの可憐な少女の幽霊と遭遇する。彼女は間六彦に助けて欲しいといい、消えていった。そしてその日のうちに彼女・神ノ島弥生の友だちと名乗る二人の少女が現れ、実は彼女が意識不明の入院中だと知り――
なにもかもが青く、すべてが管理された完璧な世界。そこで出会った、きみ。そして崩壊していく日常、狂っていく仲間たち――これはきみとぼくの物語。そして世界の物語。
天寺司はいつも笑顔の、不可思議な力の使い手だった。その正体が気になる遥は彼をつけ、そしてその先で一軒の古びた日本家屋と、五分刈りの硬い顔の少年と出逢う。それは運命の、すべてを塗り替える烈しい戦いの始まりだった。笑顔と、硬い男と、そしてある”衝動”を抱える遥を巻き込んだ――
青春あり中二病あり学園ラブコメあり、そして格闘バトルあり!何でもありな超エンタメ小説!
目を覚ますと、目の前に女生徒がいた。「ボクと、殺し合いしてくれない?ボク、吸血鬼なんだ」そして殺し合った。目を潰し、蹴っ飛ばした。しかし身体は再生し、全然平気で、それに女生徒は気に入ったから付き合えと言ってきたが――
ほんのほんの空き時間のちょい読みにどうぞ。胸にじんわり残るような、1分〜10分で読める作品集。ひとつでも皆さんのお気に入りが見つかったら嬉しいです。
幸子の素敵なランチタイム全集です(笑)一分で読めます。というわけで試しても損はないかと思いマスよ?